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みんなの就職活動日記 公務員の種別業務内容
@国家公務員U種
(1)業務内容
「行政」を含めて全部で職種は12区分に分かれている。
合格後は各官庁の出先機関の将来の幹部候補生として採用される。
「行政」は受験地は自由選択できるが、採用は地域に分かれた試験なので、
採用先希望の地域内で採用される。
(2) 試験
1次試験と2次試験とがある。
1次試験では、教養試験(一般知能・一般知識) 専門試験 論文試験がある。
2次試験では、人物試験(面接試験)がある。
(3)アドバイス
教養試験17科目、専門試験13科目と出題科目が非常に多いのが特徴。
全ての科目を勉強する必要はない。専門試験対策は、併願する試験を考慮
して勉強することがポイント。また論文試験は、現在、日本が抱えている
社会問題の背景・対策を整理しておくことが大切。
A国税専門官
(1)仕事内容
国税局や税務署において、適正な課税を維持し租税収入を確保するため、
専門的な知識を駆使する税務のスペシャリストとして業務を行う。
(2)試験
1次試験と2次試験とがある。
1次試験では、教養試験(一般知能・一般知識)
専門試験(択一式と記述式)がある。
2次試験では、人物試験(面接試験)と身体試験がある。
(3)アドバイス
専門試験(択一)における民法・商法、会計学が必須なので、早い段階
からの対策が合格へのポイントである。会計学では簿記を理解する必要が
ある。また専門の記述式(5題中1題選択)は、あらかじめ2科目程度に絞
って論述の勉強をすることが必要である。
B裁判所事務官U種
(1)仕事内容
主として裁判所の司法行政部門である一般事務に従事する職員である。
各高等裁判所の管轄区域ごとに行われ、受験した区域内の裁判所での採用となる。
また、一定期間事務官として在職すると裁判所書記官の受験資格が得られる。
(2)試験
1次試験と2次試験とがある。
1次試験では、教養試験(一般知能・一般知識)
専門試験がある。
2次試験では、教養試験(論文式) 専門試験(論文式) 述試験(面接)がある。
(3)アドバイス
1次試験の一般知識分野の配点が1題につき1点なのに対し、一般知能分野
は1題につき2点。つまり同じ1題を正解しても一般知能分野の方が一般知識
分野よりも2倍得点できる。したがって、1次試験の教養試験攻略のポイント
は一般知能分野の攻略にある。
C労働基準監督官
(1)仕事内容
労働本省や全国の労働基準局、労働基準監督署に勤務し、労働基
準法や労働安全衛生法に基づき、労働者の使命、健康を守り、適法
な労働条件を確保する任務に就く。
(2)試験
1次試験と2次試験とがある。
1次試験では、教養試験(一般知能・一般知識) 専門試験(択一式と記述式)とがある。
2次試験では、人物試験(個別面接)と身体検査がある。
(3)アドバイス
専門試験(択一式)では労働関係科目が全体の3割以上を占めるた
め、労働関係科目が受験勉強のポイント。労働法については関係法令
も含めて主要な条文・判例は整理した上で理解する必要がある。
これらの分野は、暗記的な性格も強く、記述試験対策も兼ねた効率的
な勉強を心掛けたい。
D警視庁警察官T類・女性警察官T類
(1)仕事内容
受験資格は、身長160cm以上、体重48kg以上(女性警察官は身長154
cm以上、体重54kg以上)、その他、身体についての詳細な規定がある。
女性警察官は、年に1度の試験であるが、男子警察官は、3回受験のチ
ャンスがある。
(2)試験
1次試験と2次試験とがある。
1次試験では、教養試験(一般知能・一般知識)
国語試験
論文試験
第1次身体検査がある。
2次試験では、面接試験
第2時身体検査
四肢検査
適性検査がある。
(3)アドバイス
教養試験は出題科目が多い上、一般知識分野は1科目あたりの出題数が
少ないため、まずは政治・経済の分野に重点を置くことが望ましい。
そして一般知能分野は、1科目あたりの出題数が多いため、一般知識分野
よりも効率的に得点できる。
E東京都職員T類
(1)仕事内容
試験区分は事務を含めて18区分ある。福祉指導Aは自動指導員の資格、
薬剤A・Bは薬剤師の免許を取得(見込み)者に限られる。なお警察事務
に関しては、平成8年度試験より警視庁の独自試験となった。
(2)試験
1次試験と2次試験とがある。
1次試験は、教養試験(一般知能・一般知識) 専門試験(択一式と記述式) 論文試験がある。
2次試験は、口述試験(個別面接)がある。
(3) アドバイス
教養試験の一般知能分野は全題必須であり公務員として要求される論理
的思考能力・事務処理能力を試す分野のため、最も重視されている。文章
理解は近年、現代文と英文が出題され、内容は要旨把握が中心。数学系の
4科目は計算のみならず推理力も試される。
F特別区職員T類
(1)仕事内容
千代田区他全23区以外に、特別区人事・厚生事務組合、特別区競馬組合が
あり、いずれも独立の地方公共団体である。申込時に5区まで採用を希望する
区を選ぶことができる。
(2)試験
1次試験と2次試験とがある。
1次試験は、教養試験(一般知能・一般知識) 専門試験(択一式と記述式)がある。
2次試験は、口述試験(個別面接)がある。
(3)アドバイス
試験の傾向・対策は東京都職員T類とほぼ同じ。他県と違って東京都も特別
区も1次試験に専門試験の記述式が課されるのが特徴である。また専門試験の
記述式は800〜1,000字程度を書く試験。予め科目を決めて、重要テーマについ
てはポイントを整理した練習をしておく必要がある。
G埼玉県職員上級
(1)仕事内容
事務系は一般行政・小中学校事務・警察事務の3区分で、その他
福祉、電気など9区分がある。小中学校事務は、市町村立の小中学校
の事務職員として採用される。なお、県の職員、小中学校事務、警察
事務間での相互移動はない。
(2)試験
1次試験と2次試験とがある。
1次試験は、教養試験(一般知能・一般知識) 専門試験がある。
2次試験は、人物試験と適正試験がある。
(3)アドバイス
地方自治体の試験の場合、特に地元の県を受験する方が有利だという
ことはない。ただし、志望動機はどの自治体でも面接試験で大抵聞かれ
る。その自治体のどこに魅力を感じ、自分がどんな仕事をしたいのかを
明確にすることが大切。県の発行物や県庁見学等で調べておこう。
H千葉県職員上級
(1)仕事内容
試験区分は一般行政の他、農業をはじめとして全8区分がある。一般行
政は点字や拡大文字での受験も可能である。
(2)試験
1次試験と2次試験とがある。
1次試験は、教養試験(一般知能・一般知識)
専門試験(択一式と記述式)がある。
2次試験は、口述試験
適正検査
身体検査等がある。
(3)アドバイス
千葉県職員上級の教養試験は、文学芸術・数学の出題が不確定だが、
いずれも1〜2題。しかし、1点を争う試験のため怠ることなく万全の
準備をして臨もう。また小論文対策は、日頃から新聞やニュース等で
社会事情・国際事情に関する正しい知識と考えを身に付けておこう。
I横浜市職員上級
(1)仕事内容
試験区分は一般行政の他、学校事務をはじめとして16区分がある。
技術系の受験資格にはいくつかの要件を満たす必要がある。
(2)試験
1次試験と2次試験とがある。
1次試験は、教養試験(一般知能・一般知識)がある。
2次試験は、論文試験
個別面接
身体検査がある。
(3)アドバイス
横浜市職員上級の大きな特徴は1次試験に専門試験がなく、教養試験
のみであること。そのため、他の自治体に比べ出題科目数が少ない。
また、教養試験の一般知識分野は政治・経済・社会から、一般知能分野
では文章理解からの出題が非常に多く学習のポイントが絞りやすい。
J川崎市職員上級
(1)仕事内容
試験区分は、行政事務をはじめ11区分。行政事務は、「法律」「経済」
「行政」「人文社会」の4分野から1つ選択。また、受験資格における学歴
要件なし。
(2)試験
1次試験と2次試験とがある。
1次試験は、教養試験(一般知能・一般知識)
専門試験がある。
2次試験は、面接試験
適正試験
身体検査
小論文試験がある。
(3)アドバイス
川崎市上級職の採用人数は、現在首都圏の自治体の中で最も多く、首都圏
以外の地域の熱い視線を浴びる一方で、受験者数は1800人弱と横浜市上級に
比して800人も少ない。さらに1次試験合格者数は272人と多い。
(データは平成12年度)
